ポイント�@ 物件の立地

収益物件にとって理想的なのは、JRや地下鉄などの駅が徒歩10分圏内にあること、さらに居住者のニーズに合った施設（学生であれば学校、社会人であればオフィスなど）が近いことでしょう。収益物件を購入する前に、実際に購入予定地まで足を運び、人通りや各機関へのアクセスを確かめられることをおすすめします。

購入を希望される物件の近くには、事業予定地や遊閑地がありませんか？こうした地域には将来的に大規模な施設が建設されることがあります。これによって、地域の利便性が向上すれば物件の価値も向上します。しかしながら、正反対に施設によって日当たりが悪くなったり、環境問題が表面化すれば資産価値は大きく低下します。

収益物件においては、最初の担保よりもむしろ安定した収益が実現できるかどうかの見極めが大切です。間取りや立地条件、物件の管理状況、残り耐用年数などを調べて総合的に判断しましょう。また、収益物件においては全て新しく、便利な方が良いというわけではありません。例えば築30年の物件であっても、駅から徒歩5分であれば居住率は非常に高くなります。

反対に、高級住宅街の中でも駅から遠かったり、人気のない地域であればどれだけ設備が整っていても高い居住率が見込めません。